スキミタラとは、鱈の骨と皮を取り除き塩漬けした後に天日干しで干し上げたものです。
北海道との深い繋がりがあった弊社では、そのスキミタラを使った加工品を地域内で先駆けて製造・販売し、今日までその長い歴史を脈々と受け継いでおります。
鱈の干物は、昔からヨーロッパでも重要な保存食のひとつであり、交易品としても重宝されていました。
塩抜きが必要であったり、手間の掛かる食材ではありますが、干した鱈ならではの凝縮された旨みがあります。
味付たらの原料は、北海道で獲れた大型で鮮度の良く、特に魚体が軟化していないスケトウダラのスキミを用いますが、原料のスケトウダラの漁獲高が減少し、スキミの生産量も激減していますが、長年の信頼により原料を確保することができています。

熟練の職人が手作業で作り出す「オーロラ印の味付たら」は、年間で30万袋以上を流通させる福井のソウルフードです。
美味しい味付たらを作る為に、日々丁寧な下処理を行い、素材一つ一つの状態などを見極め、出来上がった商品の色、艶、厚さなどが最高の状態になるよう根気のいる作業を行っております。
こうした、徹底したプロ意識、こだわりの先に美味しい味付たらを、昔から変わらない郷土の味として食卓に届け続けております。